節約した時間は誰のもの?
今回はとても有名な作品
「モモ」のご紹介です📖
一度は手にしたことがある
そんな人も多いのでは❓
読み始めたけど
なんとなくやめちゃった
でもいい本だって聞くし
読んでみようかなと思ってる💭
そんな人に
ぜひ読んでほしい1冊です📖
それでは
本の紹介に入ります📖
モモについて
- タイトル 「モモ」
- 発行 1973年
- 作者 ミヒャエル・エンデ
ドイツの児童文学作家 - 訳者 大島かおり
- 発行所 株式会社岩波書店
1973年(昭48)は
ベトナム和平協定の年じゃ
ブルース・リーが
亡くなった年でもあるぞ
1ドル308円の固定相場制から
変動相場制に移行した年よ
もくじ紹介
- 第一部 モモとその友だち
1章〜5章 - 第二部 灰色の男たち
6章〜12章 - 第三部 時間の花
13章〜21章 - 作者のみじかいあとがき
- 訳者のあとがき
- エンデの人柄に触れた日々(翻訳家著)
三部構成、全21章です🙌
「モモ」を読むコツ
読む前に
話を整理しておくと
わかりやすいぞ
・モモの舞台
・登場人物
・あらすじの紹介です
モモの舞台
大きな都会の南のはずれ
小さな円形劇場の廃墟から
物語はスタートします
そこに住み着いたのが…
そう、
主人公の「モモ」です👧
登場人物を知ろう
モモには
たくさんのお友だちがいます
登場人物の一部を
紹介するぞ
- モモ 聞き上手な女の子
- ベッポ 無口な掃除夫のおじいさん
- ジロラモ おしゃべり観光ガイド
- ニコラ 花の絵を書く左官屋
- ニノ 小さな居酒屋さんの店主
- フージー 人生を嘆く理髪師💈
- 灰色の男たち 時間貯蓄銀行の集団
- マイスター・ホラ 時間を司る者
- カシオペイア 案内人の亀🐢
次は
あらすじの紹介です
あらすじ
昔々、
芝居好きな人々は舞台を愛していた
時が流れ遺跡となった都市に
廃墟となった円形劇場が残された
いつしかそこに住み着いた少女
「モモ」
モモにできる唯一のことは
相手の話を聞くこと
モモにを聞いてもらうことで
いつしか悩みがなくなり
心を軽くする街の人々がいた
ところがある日
「灰色の男たち」が現れる
時は金なり!無駄にするな!
と叫び、
街の人々に時間の節約を強いていく
町の人々からは
「時間」が奪われていくーー
次は
素敵な言葉たちの
紹介じゃ
素敵な言葉たち
いつもただ次のことだけを
これは、
モモの親友である
掃除夫ベッポの言葉です🧽
ベッポは変わり者と言われていて
聞かれたことを
1日2日と考えてから
返事したりします💭
そんなベッポは
道路掃除のお仕事をするときに
「一度に全部の道路を見ちゃいかん
次の一歩だけを考える」と言います
いつも忙しく
全体を見ることを要求される
「現代人」
たまには次のことだけ、
見てみませんか❓
オソイホドハヤイ
これは、カシオペイアという
案内人の亀の言葉です🐢
カシオペイアは喋れませんが
背中に文字が浮かび上がります
友人たちから奪われた
「時間」を取り戻しに行くモモ
カシオペイアに
もうちょっと早くあるけない?と言います
その返事が
「オソイホドハヤイ」です
そう、
似た言葉が日本語にありますね💡
「急がば回れ」
カシオペイアが
モモに伝えたいことは
なんでしょうか🐢
ぜひ読み取ってくださいね📖
次は
あとがきの紹介じゃ
モモは
あとがき必読よ
あとがきの素敵
作者はあとがきで
「モモ」は人から聞いた物語だった
と書いています
長い汽車旅で出会った不思議な旅人が
「モモ」の話をしてくれたそうです
それを作者のミヒャエル・エンデが
まとめたという「物語」です
さて、「モモ」は
過去の話でしょうか
それとも
これから起こる未来の話❓
本を読んで
ゆっくり考えるのは
楽しい「時間」じゃぞ
次は、私がモモを
お勧めしたい人です
「モモ」をお勧めしたい人
「時間は自分のものである間だけ
生きた時間でいられる」
仕事に投資に節約
毎日忙しくて時間がない💨
そう思っていた時に
ふと手にした「モモ」📖
私の時間は
時間貯蓄銀行に吸い取られていたと
気付かされました💦
これは
「時間がない人」のために
書かれた本です📖
モモはきっと
あなたに
素敵な時間をくれますよ
今日はここまで
読んだ本で心は作られる
「今日はここまで」です
笑顔で一日が終われますように✨
読んでいただき
ありがとうございます😄