24時間戦えますか?
2016年に
安倍内閣が打ち出した方針
「働き方改革」
今ではすっかり
時間外削減の代名詞ですが
🙅本来の目的は違います
残業学に入る前に
働き方改革を思い出すんじゃ
働き方改革の目的
覚えていますか?
働き方改革の目的
超高齢化社会における、労働人口の確保
働き方改革の目的は、
超高齢化社会における
労働人口の確保です
高齢者や共働きの夫婦
子育てや介護をしている人
外国人
病気による制限のある人も
誰もが柔軟に働くことで
とにかく労働人口を
確保しなければならないのです
残業を減らすこと、
ではないんじゃ
どうしてそんなに
働き手が必要なの???
労働人口が減少する国に
イノベーションは生まれにくく
富や成長は望めません🙅
そう
日本は今、ピンチなのです🗾
日本は労働人口が
減っておるんじゃな
次は、
労働人口と残業の関係性よ
労働人口の確保と残業問題
労働人口の確保と残業が
どう結びつくのかしら?
①数少ない働き手で
②長時間労働を続ける
これではいつか
心や体を壊して
働けなくなります🙅
①たくさんの働き手で
②柔軟な働き方をする
これが、
これからの日本に必要な働き方です🙆
残業ばかりの生活は
体も心も壊しがちなんじゃ
残業問題を解決するには
以下の2つを知る必要があります
- 長時間働く=頑張っているという価値観
- 残業代の家計に与える影響
この2つについて
きちんとデータを分析し
対策を取らなければ
残業は減らないのです
労働人口の減少は
残業では解決できないのね
止まりかけている「日本」という車🚗
労働人口の減少は
残業という形では解決できない事を学びました🖊
では、
どうしたら日本のピンチを救えるのか…
日本という国を
車に例えて考えよう🚗
日本という車が
快適に走り、成長するために
残業学という視点からの分析が必要です
車は
4つのタイヤで走ります🚘
- 日本特有の働き方を理解
- 残業に対する考え方の改革
- 残業に関するデータの分析
- 組織改革
この四つを解決して走り出さなければ
日本という車は
止まってしまいます🛑
その解決策は
「残業学」に載っています📖
日本の成長を止めないために、
残業学のスタートです!
まずは、
この本を一言で紹介するぞ
この本を一言で
残業への、多面的・多角的アプローチ本
働き方改革は
精神論ではありません🙅
きちんとデータを分析し
長時間労働の実態と背景に
アプローチする必要があります📈
多面的・多角的なアプローチとは何か
説明します
- 多面的:様々な側面から見て捉えること
- 多角的:異なった立場から見ること
この本は
多面的かつ 多角的に
「残業」を捉えています
本に出てくる2つの側面を
紹介するぞ
多面的視点①高度経済成長期と「残業」
高度経済成長期とは
だいたい1955〜1973年頃よ
右肩上がりの成長期は
製造業が中心でした
とにかく残業をして
ものを作れば作るほど売れた時代
その時代は
残業はいいことでした
よく頑張っているね、と
褒められる対象だったのです
残業がよしとされていた時代が
あるのね
高度経済成長期の
残業感覚を知ることが
大事じゃぞ
「残業学」で、
高度成長期の残業感を学びましょう📖
多面的視点②日本型雇用制度と「残業」
日本の雇用制度は
主に「メンバーシップ型」です🤝
あなたを採用し、
この職場へ配属しますので
上司やチームの人と協力して
お仕事をしてください
仕事内容より
採用が先なのね
ところが
日本以外の多くの国では
「ジョブ型雇用」が採用されています
ジョブ型雇用について
説明するぞ
「ジョブ型雇用」の採用は
この仕事をしてほしいから
あなたを雇います
成功報酬は〇万円です
そう、メンバーシップ型と逆で
人の採用がメインではないのです
してほしい仕事があるから
人を雇うのね
仕事の範囲が明確なため
それが終わったら帰る
ジョブ型雇用では
これが普通です🙆
日本の雇用制度は
残業に繋がりやすいんじゃな
次は「多角的」視点を
2つ紹介します
多角的視点①経営者の視点
長時間労働の是正は
「経営のためにやるべきこと」です
あなたの会社の実態が
残業だらけだったら…
きっと新入社員は
すぐにでも辞めてしまうでしょう
そもそも
応募さえしてくれないはずです🙅
残業問題は
待ったなしの経営課題なのです
わざわざ
残業だらけの会社には
入りたくないじゃろうな
多角的視点②残業を武勇伝化している人の視点
こんな自慢
聞いたことありませんか?
- 昔は毎日終電だったなぁ
- 徹夜で残業しちゃったよ
- 20日連続勤務したことあるんだぞ
誇らしげに語る
昭和のサラリーマンじゃなぁ…
- 残業=頑張る
- 残業=出世
- 残業=業績UP
こんな経験をしてきた人は
残業を武勇伝化しがちです
一方最近では
仕事の遅い人が残業するんでしょ?
こう考える人が増えているのも事実です
残業に対する
価値観の隔たりを埋める事
これも、待ったなしの課題です
・高度成長期
・雇用制度
・経営者
・武勇伝
この4つの視点から
残業を考える事が大切なの
では次は、
この本で学べることを
紹介するぞ
この本で学べる事3選
残業が発生する理由
残業が発生するには
「理由」があります
残業は
集中し、
感染し、
遺伝します
そのメカニズムを学びましょう📖
次は、
学べることの2つ目よ
残業で個人と企業が失うものは何か
長時間労働は
労働者の心と体を壊します🏥
それと同時に
企業も失うものがあります🏢
残業学で
この2つをしっかり学びましょう📖
次は、
学べることの3つ目じゃ
残業を減らすにはどうすればよいのか
「残業学」では
日本企業にはびこる
長時間労働を改善する方法として
「外科的治療」と
「漢方治療」を紹介しています👨⚕
とっても興味深い視点よ
リゲインのCMに見る残業感の変化
「残業学」では
エナジードリンクのCMを参考に
働くことへの意識の移り変わりを
紹介しています📺
年代 | キャッチフレーズ |
---|---|
1988~1992年 | 24時間戦えますか |
1996~ | その疲れにリゲインを |
2014~ | 3~4時間戦えますか |
1991(平成3)年のバブル崩壊を境に
24時間戦わない方向に転換していますね
アタッシュケースに詰めるのは
🙅24時間戦う勇気ではなく
🙆早く帰る勇気に変わったのです
さぁ、
残業学で学んだあとは
今日も明日も明後日も
早く帰って
楽しい時間を過ごしましょう✨
この本について
- 発売年 2018年12月20日初版
- 発行者 田邊 浩司
- 8講義+最終講義 合計331ページ
2018年1月には
小室哲哉さんが
引退を発表しているわ
著者について
中原 淳さん+パーソル総合研究所
- 立教大学経営学部教授
- 1975年北海道旭川市生まれ
- 東京大学教育学部卒
1975年は
マイクロソフト社が
設立された年じゃ
さぁ、
まとめに入ります
大介護時代の到来
2022年
段階ジュニアが
50代に突入しました
そう、大介護時代に突入です
平日残業
土日出勤
加えて介護…
できますか?
労働人口の減少も
介護問題も待ったなしです
残業について学びを深め
今日から働き方改革です👍
今日はここまで
残業は感情論では解決しません
残業学を学び
健康も時間も大切にできる働き方に
チェンジしましょう🙌
読んだ本で心は作られる
「今日はここまで」です
笑顔で一日が終われますように✨
読んでいただきありがとうございました😄